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東京神社今昔散歩

第25回『香取神社』

『香取神社』江東区亀戸鎮座

天智天皇4年(665)、藤原鎌足公が東国下向の際、この「亀の島」に船を寄せ、旅の安泰を祈り神徳を仰ぎ奉りましたのが創立の起因です。

天慶の昔、平将門が乱を起した際、追討使・俵藤太秀郷(たわらとうたひでさと)が、当神社に参籠し戦勝を祈願して戦いに臨んだところ、めでたく乱を平らげたので、神恩感謝の奉賽として弓矢を奉納し、「勝矢」と命名されました。現在でもこの古事により勝矢祭が5月5日に執り行われています。

以来、ますます民の崇敬があつく「郷土の守護神」というばかりでなく、ご神徳が四方に及びましたので、「葛飾神社香取太神宮」と称え奉るに至りました。元禄10年の検地では、徳川家の社寺帳にも載せられ、古都古跡12社の中にも数えられています。

【公式HP】https://www.kameido-katori.com

お近くにお越しの際は是非お参りください。

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