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東京神社今昔散歩

第24回『天沼八幡神社』

『天沼八幡神社』杉並区天沼鎮座

創建は天正年間とされ、四百数十年もの間この地の「鎮守さま」として長く天沼を守護してきました。新編武蔵風土記稿(1828年)によりますと、天沼村は江戸麹町山王権現(現赤坂日枝神社)の社領でした。

幕府の裏鬼門を鎮守し、徳川家の繁栄と安泰を祈願した神社だと言われています。

天沼(雨沼)という地名の通り、かつての境内地に天沼弁天池という湧水があり、

大雨が降るとあたり一面溢れたほどと云われています。

弁天池には弁天社が祀られ、大正期頃まで雨乞い行事が行われていたそうです。

令和四年に、天沼弁天社の改築工事が行われ、地域の方から大変喜ばれました。

かつては、水に恵まれ水田に囲まれた鎮守の杜でした。

現在は住宅地の中にあり、地域の方の心の拠り所となっています。

【公式HP】https://amanumahachiman.jp

お近くにお越しの際は是非お参りください。

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