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先ず以て、謹んで聖寿の万歳と皇室の弥栄をお慶び申し上げます。また神宮におかれましても諸祭恙無く斎行されておられます事、誠に慶賀の至りに存じ上げます。
併せまして、本年3月11日に発生しました「東日本大震災」により尊くも犠牲となられた方々の御冥福を心よりお祈り致しますと共に、被災された皆様に衷心よりお見舞い申し上げ、被災地の一日も早い復興を切に願う次第でございます。
この未曾有の事態に際し、その被災状況を総体的に鑑みつつ、当会において既に設置されている災害対策委員会を引き継ぐと共に、今後の復興支援を含む災害対策活動を我々青年神職が先陣に立ち中長期的に展開していく覚悟です。
さて、我が国を取り巻く社会情勢は今なお混沌としています。先述の震災に伴う地震・津波・そして原発事故に依る甚大なる被害を含め、長期化の兆しが見える政権の迷走や着実に進行しつつある国体の崩壊等、憂慮すべき国難が山積しており、そうした混迷する社会情勢の中だからこそ、注意深くその動向を把握していかなければ、正しい判断すら困難な状況に陥る可能性があります。
今こそ日本人たる心・魂を奮い立たせ熱き血潮を脈打ち、美しき日本の未来を切望する我々が斯界の尖兵として、自らが持つ使命を行動に付して発揚・体現していかなければなりません。
来る平成25年の神宮式年遷宮に向けては、日本古来の伝統・文化を後世に継承するべく、その啓発活動に努めて参る所存です。
当会においては、創立60周年を節目にその体制も大きな変革の時期にあり、現状の流れに柔軟に対応しながらも、時代に即し弾力性のある会運営を目指す必要性が生じています。役員会はじめ連絡会等の会合の見直しや各通常事業の精査も今後の重要な課題となり、含めて前期より取り組んできた会則改定も推進して参りたく存じます。
昨今を顧みると、家庭内における信じ難い事件が当たり前の様に取り沙汰されており、家庭や地域社会における絆が軽薄になりつつある実情を今こそ見つめ直し、当会として考え得る青少年教化育成を目的とした様々な取り組みを会一体となって行っていきたいと思います。
また、先輩諸兄が顕著な実績を残して来られた時局対策や社会奉仕に関わる活動は元より、更には会員増強にも力を入れるべく改めて特別委員会を設置し、英霊顕彰をはじめとする諸活動を進めて参ります。
これらの活動を軸に、当会の長い歴史に連綿と息付く精神や伝統を次の世代へ継承する事が、今の我々に課せられた使命でもあります。
帝都に礎を構える自覚と責任を胸に斯界の発展に寄与するべく専心一意努力して参る所存でございますので、先輩諸兄の倍旧の御指導・御鞭撻と、そして会員各位の格別なる御理解・御協力を何卒宜しくお願い申し上げます。
末尾に当たり、『がんばろう日本』を合い言葉に役員はじめ会員の心を一つにして、日本全国へ「祈り」を届けるべく邁進して参ります。
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